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園芸療法とは

 

 

☆ 欧米が始まり ☆
 
園芸療法は1950年代にアメリカ、ヨーロッパに起こりました。日本に紹介されてからはまだ30年あまりという新しいものです。

☆ 帰還兵のリハビリ ☆
 
1960年代にベトナム戦争が始まり、その傷病兵の社会復帰のためのリハビリテーションとして活用されたことで、知名度が広まりました。日本では阪神・淡路大震災のときに活用され、関西圏を中心に普及が進んでいます。世界的にはアメリカを中心に普及活動が盛んです。

☆ 園芸との違い ☆
 
園芸とはついていますが、ガーデニングや農園のように、植物を育て、鑑賞したり、収穫することが目的ではありません。
 園芸療法は、病気や障害のために日常生活を送ることが困難になってしまった方々に対して行う、リハビリテーションの技術です。
 ここでは、植物は施術者とクライアントとを繋ぐ媒介として捉えるので、種まきや土いじり、あるいは成長していく過程の葉や花、そして果実等をリハビリテーションに活用するものです。
 このため、場合によっては、園芸や農業の中では行わないことも実施します。


☆ 医療分野 ☆
 
医学的には、理学療法のような代替医療、補完医療に分類され、医師の処方の下で実施されている機関もありますが、多くは民間療法として実施されています。

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